ねこローグ

ねこローグとはねこのダイアローグの略です。飼いねこの椛(もみじ)のことや自分自身やどんな方をも大切にできる良質なダイアローグ(対話)を記します。

これでよいのか日本!! 派遣と副業への道

 先日、IT関連の派遣の仕事にいきました。以前にも書きましたが、肉体労働がきつかったのは事実あります。しかし、それだけではありません。この仕事の関係者に失業保険の不正受給をそそのかされることが2回ありました。(不正受給に関しては、別に書きたいと思っています。)

 

 失業保険の不正受給をするわけにはいきませんので、失業保険の初回の手続きの前に、この派遣のバイトはやめました。もちろん、初回の手続きの際にはこのバイトのことはハローワークに申告しました。

 

 最終的には、失業保険の不正受給をそそのかしてくる関係者と絡んでいてはろくなことがないと判断しました。もう二度とこの関係者が絡んでくるバイトにはいくことはないでしょう。

 

 しかし貴重な経験になりました。学生時代を除き、バイトや派遣で働いたことはあまりありません。

 

  IT関連の派遣の仕事をしてみての感想を一言

 

 これでいいのか 日本!!  です。

 

 今回のIT関連の派遣のバイトには、20~30人ぐらいのほぼ男性と1名の女性が携わっていました。見る限り、20代から50代か60代ぐらいの方々でした。

 

 派遣という生き方、働き方は必要な方々には必要でしょう。しかし、今回来られている方々は、いつ切られるかわからない、収入も限られている派遣でよいのかと思いました。

 

 もしかすると実家や一緒に暮らしいる親御さんが、大金持ちで、お金には苦労しないのかもしれません。そのような方もおられるでしょうが、実際はそうではないのかもです。

 

 将来、老後に向けて、また働けなくなったときに、お金がなくて困る、おそらく生活保護になるのではないかと思います。生活保護の予備軍が多数おられる光景に映りました。

 

  実際に女性ですが、事務の派遣で働いておられる方々がいます。1人は既婚者の方で(仮名 以下Kさん)働いておられるご主人もおられ、自分自身も働いて生計の足しにしておられるようです。もう1人の方は、独身ですが、(仮名 以下Oさん)副業もしておられ、派遣でも生計は立てることができるようです。

 

 Kさんは、何度かの派遣の仕事を任期満了で終え、スキルを身につけたようで、正社員として雇用されようとしています。Oさんも、いずれは正社員として働きたいと思っているようです。

 

 私も家内が十分に収入があるのならば、私自身が派遣の仕事でもよいかと思います。しかし、現実はそうではないので、私が正社員としてある程度収入がある仕事を選んでいます。

 

 おそらく、今回私が行った派遣の同僚の方々は、就職氷河期で正社員になれなかったとか、何か事情を抱えておられるのかもしれません。ある同僚の方が「派遣のままじゃだめなんだけど・・・」と言われていました。正社員としてやっていく自信がないのかもです。

 

 正社員になっても、サービス残業パワハラなどなど就労環境はよくない職場も多々あることでしょう。私も諸事情で何度か転職をしています。しかし、将来を考えると正社員としてある程度の収入を得ることができることを考えます。

 

 Kさんのように、スキルアップして、実際に正社員にたどり着ける方もおられますし、必ずしも派遣からはじまることはマイナスではないと思います。障害者の方々にとってもまずは紹介派遣から始めるという方法もありえると思います。

(派遣の仕組みや障害者の就労についてはまた別の機会に書いてみたいと思います)

 

 しかし、生計を立てる長として、できれば生活保護を利用せずに、生涯を終えるために、正社員の生き方は必要なものと思います。兵庫県だったとおもいますがある市で、就職氷河期の方々対象に正職員の求人を出したところ、応募者がすごい倍率になったとの事でした。そのように、特に非正規雇用が多い就職氷河期世代の方々向けの待遇が安定している求人が出てほしいと思います。

 

 ただ、もしかすると派遣できておられた同僚は、副業をしている方々なのかもしれません。という私も、正社員としての限られた収入だけではなく、5000円~10000円程度の毎月得ることができればと考えて、ブログをはじめたのも事実です。

 

 ですので、例えばですが、家で黙々と1人でパソコンに向かって副業としていてそれなりの収入があって、それだけでは、誰とも話さない、関わらない日が続くということで、派遣に来ておられるのかも知れません。

 

 実際に、自営業をしながら、週に2回程度派遣をしておられる方が同僚でおられました。そのように、自営業の収入の補完として考えておられる方もおられるとは思います。

 

 色々な生き方の調整弁となっているのが派遣という業態、就労形態なのかもです。

私自身も仮にブログ収入、アフィリエイト収入がかなりの金額になると、正社員という生き方にこだわらなくなるとは思います。ただ、家内以外の方々と話すこと、関わることは大事にしたいですし、決まった時間に決まった場所に出社することは私にとっては大切なことですので、仕事はやめないと思います。

 

 2000字をこえましたので第5回目を終わりたいと思います。